わたしたちの居場所を、さがす、つくる、かんがえる

873villageで開催されたワークショップイベント「輪ークショップ〜つくって つながる〜」にて、子ども向けの建築ワークショップを行った。

ロカデザインラボが行ったワークショップは、タイトルを「わたしたちの居場所をさがす、つくる、かんがえる」として、3つの力を育むことを想定した。

1.さがす
既存の空間、あるいは社会のなかで、いかにうまく振る舞うえるかという対応力

2.つくる
想像し、描いたものを実現していく力

3.かんがえる
問題の本質を探し、解決していく力

ここで、さがす、つくる、かんがえるという順序にし、「かんがえる」を最後に置いたのは、このワークショップが一過性のものではなく、このワークショップを通して、現実の世界で居場所を「かんがえる」という姿勢を継続してほしいと思ったためである。

ワークショップにむけて、事前に下記のような“かだいぶん”を設定した。

今回のワークショップでは、イメージが固定化された“家”ではなく、抽象化された“居場所”とすることで、自由なイメージをもとに建築してほしいと考えた。

当日、子どもたちの想像力は、わたしたちの想定を越えて、とても自由で、「みらいステーション」というまちの駅をつくる子がいたり、将来ファッションデザイナーになることが夢であるある女の子は、アトリエを兼ねるショップを設計した。

自分たちのまちや居場所について考えるきっかけとなってくれたならうれしい。

 

ワークショップ企画/運営:加藤/飯山
イベントBGM選曲:加藤

イベントのために選曲した曲はこちら。
まどろみ
そらのした
たそがれ